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細川歯科医院

住所
〒173-0012
東京都板橋区大和町18-10
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TEL:03-3964-8217
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お悩み内容 しみる

しみる

よくある症状と原因

「歯がしみる」という主訴は最近、特に若い患者さんに多くあるように見受けられます。
この「しみる」という症状は、多くの患者さんが「むし歯」と思われて来院される方が多いのですが、必ずしもそうではありません。
一般的にこの「しみる」という症状はよくテレビのCM等で流れている、いわゆる「知覚過敏」と言われているものの方が多く見受けられます。
人は誰しも「くいしばり」や「歯ぎしり」を就寝時におこなったりするのですが、その度合いが大きくなると、この「しみる」と言う症状を引き起こします。
また通常、歯と歯は食事の時以外は接触していないのですが、常に接触している歯列接触癖というものも、その「しみる」原因の一つとして挙げられます。つまり、歯と歯の接触する時間が増えれば増えるほど、また歯に加わる力が強ければ強いほど歯への負担は増大しますので、この「しみる」という症状へとつながることとなります。この「力」が及ぼす影響はとても大きく、骨が丈夫ならば歯に何かしらの症状が、歯が丈夫ならば骨に何かしらの症状を引き起こします。
このような力が原因によるものに対する処置としましては、簡単にいいますと、その原因である力をなくせば「しみる」という症状は軽減していきますので、しみている歯の高さを落とすといった咬合調整をおこなったり、また全体的にしみる場合は就寝時にクッション剤の役割と力を分散させる目的としてマウスピースを装着したりいたします。
このような力が原因である「しみる」といった症状は、力への対応を施すと、時間がかかりますが確実に軽減していきます。
しかし、しみる度合いがかなり強く、力への対応を施したとしても軽減がなかなかされない方も中にはおられます。そのような方は、ご自分では気づかなくても、もしかしたら全てのストレスを自分自身で抱え込んでしまわれているのかも知れません。
もしそのような場合はご自分にあったストレス対処法が必要であり、もしそれが見つかれば心にゆとりが生まれ、いつしかこの「しみる」という症状はなくなっていくことと思います。「しみる→すぐさま薬を塗る→しみなくなった→またしみる→すぐさま薬を塗る→しみなくなった」では、原因を探らずに対応する一時的なものなので、いつしかまた繰り返しその症状が出てきてしまいます。
しかも、歯に対して何かしらの処置を施すということは、その処置内容によっては唾液の作用を妨げることとなり、場合によってはむし歯の助長へとつながりかねません。
このことから、もし、そのしみる度合いが少ないようであるならば、何も処置しないでその症状と上手く付き合うことも大切なのではないかと私は考えています。
今述べたことは原因が力によってしみる事に対してのみ、大まかに述べてきましたが、むし歯や歯周病によっても「しみる」という症状はもちろん現れます。
もし「しみる」ということでお悩みなのであれば、何が原因なのか探りどのようにすべきか共に考えて参りますのでご連絡下さい。