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細川歯科医院

住所
〒173-0012
東京都板橋区大和町18-10
田中ビル2階

電話番号
TEL:03-3964-8217
FAX:03-3964-8229

時間・定休日
平日 10:00~13:00  14:30~19:30
土曜  10:00~13:00

休診日:木曜・日曜・祝祭日
(勉強会の都合により変更あり)

医院案内&アクセス

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院長紹介

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細川仁
平成7年
日本大学松戸歯学部卒
平成12年
板橋区大和町にて開業
 
各種学会・勉強会に所属

東京は練馬の平和台で生まれ育ち、地元の開進第一小学校を卒業(どこかにいます)
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やんちゃな小学生時代(笑)
この時は剣道や水泳、習字、学習塾など、この先の厳しいグローバルな時代に向け、いろいろと学ばされ…、あっ、いやっ、自ら学ぶ時代でした(笑)

中学・高校は日本大学豊山へ進学

日大豊山中学時代(どこかにいます)
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この中学3年間は至って真面目な3年間。
この頃流行り始めたパソコン部に入部。
テレホーダイやICQといったものは今では懐かしい思い出です。

高校時代

日大豊山高校(どこかにいます)
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高校は真面目路線から一転、おしゃれとほんの少しの遊びというものを覚えた楽しい高校時代でした。
楽しい学生生活ではあったのですが、高校3年の夏に親友を心筋梗塞で失うという悲しい面も経験しました。

大学へ進学

日本大学松戸歯学部
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華やかな大学生活を想像していましたが、それは全く違っていて歯学部は勉強、勉強の圧倒される毎日の6年間を過ごす時代でした。

大学1年の夏に高校の違うグループの友人を車の事故で失うという経験もし「なぜ自分の周りには死がつきまとうのか?」と悩むこともありました。

私が「死」というものや「人生」といったことを考えるようになり、臨床心理学を学ぼうと思うようになったのは、このような経験があったからなのかも知れません。

卒業してからの勉強会仲間
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大学を卒業すると、歯科の魅力にとりつかれるようになりました。
図書館に並べてある歯科商業誌をめくると、学校では教わらないハイレベルな内容がさも普通の治療のように記載。
それが長期経過を伴うものなので、卒業してすぐ「自分もこのような治療を行いたい」と思うようになりました。

また、当時の自分は負けず嫌いで、卒業した友人には負けたくないという気持ちを持ち勉強するようになりました。
ある程度知識がついてくると、今度は同年代には負けたくないという気持ちに変わり、やがて本に載るような有名な先生になりたいと思うようになりました。

卒業してすぐの経歴としましては、保存修復学という教室に在籍。
ここはむし歯を主とした学問に携わる教室で2年間在籍しました。

その後は中野区にある、歯科界では予防で有名な先生の診療所に勤務させていただき、数多くのことを学ばせていただきました。

この先生は「技術は教わるものではなく見て覚えなさい」というお考えを持っておられる昔気質の先生で、朝8時から夜12時近くまで、診療時間以外はお昼休み含めて勉強や技工に明け暮れるという、ひたすら歯科というものに没頭する日々を送りました。
休日も先生が属する勉強会の付き添いなどでつぶれる日が多々ありました。

約2年という歳月をここで学ばせていただき、今の自分がいるのもその先生のおかげと言っても過言ではありません。

この間覚えたことは「勉強の仕方」と「患者さんに対する姿勢」。
歯科は開業してしまうとどうしても独学になってしまうのですが、その独学の仕方を先生の後ろ姿から学ばせていただきました。

その後28歳の時、大学の先輩から「友人の体調がすぐれないためその開業している歯科医院を手伝って欲しい」といった依頼を受け勤務。
その医院が今の細川歯科医院の前にあたる松下歯科医院でありました。
入院された松下先生の復帰を願い診療をしていたのですが、悲しいことに30歳の時に松下先生は遠いところへ行かれてしまいました。
先生の意思をつぎ、そのままこの医院を引き継ぐことになりました。

平成12年7月、当時30歳の時にこの細川歯科医院を引き継ぎとして開業。
勤務医から院長となると、束縛されるものも少なくなり、何もかもが自由に出来ます。
そして高い材料や一人にかける時間を自由に出来ます。
また、昨日講習会で学んだことを次の日の臨床に誰の許可を得ずに自由に出来ます。
自分にかかる責任は重くなるのですが、この「思ったことを自由に出来る」ということが楽しくて仕方ありませんでした。

開業当初の自分の理想の治療は、歯科医師向け定期刊行誌に載っているようなハイテクノロジーの臨床。
それを追い求めて、歯科医師向け、歯科衛生士向けの刊行誌は全て購入し目を通し、休みという休みはがむしゃらに講演会に参加いたしました。

開業すると、小児、入れ歯、かぶせもの、むし歯、歯周病、根の治療、矯正、外科といった一般的な治療をすべて行う必要があります。
その多くある分野の中で、自分の得意分野に特化していくことも大切なのですが、一つだけ秀でるということは専門医になることを意味します。
全ての分野を100点取るのが私たちの目標ですが、その道筋をどのように習得していくのか…。
一つの得意分野をまず100点取るように勉強し、他を低い点数からから上げていくのではなく、全体的に全てを50点にしてそこから60点、70点、80点と上げていく。
私は全体的な底上げを図るのが開業医の役目だと考えました。

そのため、自分の得意分野のみならず不得意とする分野?を含めて、暇さえあれば講演会に参加し続けました。
この時が30代前半。
この時期は自分の診療所のシステムを早く作り上げたいと思い突き進む時期でした。

ですが、目標への時間軸を短くすると、どうしても自我が強くなりがちです。
そしてその目標へのエネルギーを自分へ向かえば良いのですが、どうしても他者へと向かいがちです。
自分の想いが強すぎるが為に、当時働いてくれていたスタッフとの衝突が度々起こるも、自分の意見を押し通している時期でもありました。
そして著名な先生が行っている臨床を真似る姿勢はこの時も変わらず、この自分の思い描いている臨床こそが歯科治療の姿と捉え、患者さんにも半ば押しつけの臨床だったように思えます。

30代後半に入ると、今度は自分自身に対する変容を求めるようになりました。
この時も暇さえあれば講演会や勉強会に参加。
著名な先生方が発表している臨床が自分の中での歯科の理想像と思うのはまだこの時も変わりがありませんが、少しずつ違和感を感じるようになりました。

その違和感とは・・・

・確かに素晴らしい臨床だが、その中に患者さまのこころの声が入っていないように思えたこと。
・誌面に載っているような症例は、実際の臨床場面においてはごく希であること。
・実際にそのような臨床を行ったとしても、必ずしも誌面と同じ経過を追うとは限らないこと。
・そのような治療を望む患者ばかりではないこと。
・保険の範囲内では自分が望む華やかな治療は経営的に行えないこと。

他にもいろいろありますが、大まかに言うとこれらから、自分の方向性を再度考えるようになりました。
そしてまた、この頃は患者さんとの関係について考えるようにもなり、ちょうどこの頃九州で有名な勉強会が「患者さんとの関わり合いを考える」というメインテーマの講演会をされることを知り、その講演会を聞くために診療後出向いたこともありました。
しかし、それ自分の思っているものとは違い、華やかな歯周外科の症例や全顎的なインプラント治療といった内容の数々でした。
私の求める関わり合いと多くの歯科医が求める関わり合いの違いから、今まで自分が求めていた臨床に少しずつ疑問を抱くようになり、落胆して帰宅したのは今では懐かしい思い出です。

先ほどこの時期は自分自身の変容を求める時代と書きましたが、度々起こるスタッフとの衝突や、自分の意見と合わない患者さまとの衝突や仲の良かった患者さまの突然のキャンセルなどが重なり、次第にこれらは自分自身に問題があるように思うようになりました。

だが、自分を変えようと思っても変える手段はわかりません。そこで自分のとった手段はひたすら本を読むことでした。

まずスタッフと上手くいくことを優先に、次に患者さんとのコミュニケーションを大事にしようと考え、コーチングといった本を読みセミナーにも参加しました。教わったことを次の日に使っていくのですが、やはり2,3日は使えてもその先は続きません。一週間も経つとまたちょっとしたことにイライラが出てしまいます。
今度は話し方などの本を読み実践するのですが、これも上手くいきません。

自分の中でなぜ上手くいかないのかとこの原因を探った結果、コーチングも話術もこれらは一つのテクニックであることに気づきました。

たとえ一時にその人を惹きつけても、何かの突然の時にその人自身の人柄と言いますか、人間性が出てしまい、相手に少しでもそれを垣間見させてしまうと全てが泡と化すと思うようになり、今度は怒らないことやこころを鎮めるといった関係の本を読むようになりました。

この本も読んで納得するのですが、やはりそう長くは続きません。
確かにちょっと本を読んだ位でその人の性格が簡単に治ったら、今日のようにこころの問題で悩む人はそう多くはいません。

また、ちょうどこの頃、歯周病の対応を探る時でもありました。
今の歯周病のゴールは、患者さんが初診として来院し、治療を終えるときをゴールとしております。
その間の治療というものは、検査→歯ブラシ指導→歯石除去→歯周外科→検査の流れが一般的で、その治療期間が半年であったり、1年、また2年、3年となります。
一見治療終了時は治ったように見えても、また再発というのも少なくありません。
なぜ治ったにもかかわらず再発するのか?と探り続けました。

その答えは自分の中での目標の一つに挙げている「生活習慣」に行き着きました。
歯周病は他因子が絡み合って発症するのですが、その根本を患者さんご自身が見直さないと幾ら我々が頑張っても繰り返されてしまいます。
歯周外科を例に挙げますと、この外科の処置方法の一つにポケットをなくす方法があります。
歯周病はポケットが深いと歯周病と診断するのですが(厳密には骨吸収を伴う病的ポケット)、簡単に言ってしまえばこのポケットを手術で切って取ってしまえばポケットはなくなります。
ポケットがなくなると言うことは、歯周病が治ったことを意味します。
ただ、これは一時的なもので、時間経過とともにまたポケットが出来てきます。
これでは治ったことを意味しません。
そこで私は根本を見つめ治すことが大事なことに気づき、生活習慣の見直しを患者さんにお伝えするようになりました。

だが、生活習慣を直すことは並大抵のことでは治りません。
たとえばタバコを例に挙げてみます。
タバコには依存性があり、辞めようと思ってもそう簡単には辞められません。
今でこそガムやパッチがあり辞めやすくなりましたが、それでも本人に辞める意思がないと辞めることは出来ません。

・・・まだ途中です。すみません。。。

https://www.youtube.com/watch?v=6JOnx_dUAsk&list=UUAiuEWkGdbsWH-807GvAfYw

https://www.youtube.com/watch?v=a0jgqiUHlE0&list=UUAiuEWkGdbsWH-807GvAfYw


歯科医師向け定期刊行物であるデンタルダイヤモンド2014年11月号に掲載されましたので、そこに行き着くまでの経緯についてこの先記載していきます。。。
Dental_Diamond2014-11.pdf

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