細川歯科医院の他にあげられる強みは何かと問われた時、これは考え方に近くなるのですが、「現状に安住しない、飽くなき探究心と進化の継続」があげられます。
多くの歯科医院において、ホームページは一度制作してしまえば数年間はほとんど手を加えずに運用されることが一般的ですが、当院のホームページは決して"完成"という固定された状態にとどまることはありません。
それは常に新しい技術や設備をどん欲に取り入れ、より質の高い治療を追求し続ける当院自体の姿勢を映し出す鏡であり、日々小さな改善と更新を積み重ねながら、生き物のように進化を続けています。
単なる情報掲載の場としてではなく、当院がどのような哲学を持ち、どのような基準で医療と向き合っているのかという背景にある妥協なきこだわりを体現する、いわば情報発信の最前線なのです。
その原点は、開業当初に私が自らの手でホームページを制作した泥臭い経験にまで遡ります。
当時は「ホームページビルダー」というソフトを使い、バナーの作成からリンク設定、細かなレイアウトの調整に至るまで、すべてを手探りで一人で行いました。
限られた知識の中で試行錯誤を繰り返し、必要最小限の情報を端的に伝えることに心血を注いだそのサイトは、質実剛健でどこか無骨な佇まいをしていました。
それは今でこそネット上で「情報の純度が高い」と話題になる阿部寛さんのホームページを彷彿とさせるものでしたが、その過程で私は「伝える」という行為の本質や、自身の理念をデジタルな形に落とし込む難しさと面白さを徹底的に叩き込まれました。
やがて「餅は餅屋」という言葉通り、専門の制作業者の力を借りるようになり、ホームページは段階的に洗練されていきました。
そして現在は、私の価値観や診療哲学を深く理解し、単なる外注先を超えて"伴走者"として共に悩み、考え続けてくれる唯一無二の専門パートナーと出会うことができています。
私自身の性格を一言で表すなら「ストイック」という言葉に集約されますが、不思議なことに、一つの物事を極限まで突き詰めようとすると、自然とその分野の第一線で戦う人々との縁がつながり、互いに高い次元で刺激し合う関係が築かれていくものです。
これは私の人生において何度も繰り返されてきた幸運な巡り合わせでした。
例えば、30代で歯科医師としての修行に明け暮れていた頃は、歯学について語り合うこと自体が至上の喜びであり、夜通し酒を酌み交わしながら学術的な議論を重ねられるような、歯科界の重鎮や専門誌の名編集者の方々と切磋琢磨する機会に恵まれました。
技術の向上はもちろん、医療人としての矜持や命を預かる責任の重さを肌で学んだのはこの時代です。
また、トレイルランニングに没頭した時期には、峻険な山々を駆け抜け表彰台に立つ実力者たちの精神力に強く惹かれ、共に練習を重ねる中で、超長距離マラソンやウルトラトレイルで驚異的な記録を叩き出す"超人"たちとも深い絆を築きました。
現在もランニングを継続し、朝練で参加している「Team MK」では、元箱根駅伝のランナーやフルマラソンのエリート選手たちと肩を並べて走っています。
常に練習メニューやフォーム、タイムの短縮に思考を巡らせる熱量の高い仲間たちに囲まれる環境は、私自身の「当たり前」の基準を自然と引き上げてくれます。
どの分野であっても、本気で高みを目指す人々の姿勢には共通する厳しさと美しさがあり、そうした「本物」との出会いが、私の思考や行動の水準を一段、また一段と押し上げてきたのです。
現在、ホームページの更新を二人三脚で行っているパートナーもまた、暇さえあれば仕事のクオリティを上げることを考えてしまうほど、自らの専門領域を突き詰める性質の持ち主です。
私たちは単に新しい記事を流したり、お知らせを載せたりするルーチンワークに留まりません。
サイトの構成や言葉の選び方、ユーザーの導線、情報の粒度に至るまで、執拗なまでのブラッシュアップを重ねています。
一つひとつは目立たない些細な修正かもしれませんが、その微差の積み重ねがやがて他院には決して模倣できない圧倒的な厚みとなり、患者様への誠実な姿勢を示す確かな差別化へとつながっていくのです。
近年のSEO対策においては、口コミを大量に集めて検索順位を操作し、集客を最大化させる手法が主流となっています。
しかし私は、AIの急速な進化と検索アルゴリズムの高度化を見据えれば、そうした表層的な数値やテクニックに依存した戦略はやがて通用しなくなると確信しています。
だからこそ当院では、安易な口コミの数に頼るのではなく、診療哲学や具体的な取り組み、治療に対する真摯な考え方といった「本質的な情報」を丁寧に発信し続けるという、あえて骨の折れる独自の切り口を選択しました。
私たちが目指しているのは、単なる新患数の爆発的な増加ではありません。
もちろん、最新の設備投資やスタッフへの適切な還元を維持するために一定の新患数は必要ですが、過度な増患は、私一人が責任を持って診られるキャパシティの限界を超え、結果として一人ひとりの患者様に向き合う時間と治療の質を損なうリスクを孕んでいます。
それは私の本意ではありません。
現在、当院では4か月に一度の定期検診を基本のサイクルとしており、非常に多くの患者様に継続的なメインテナンスをお任せいただいています。
もしこれ以上の頻度を無理に高めれば、アポイントは過密を極め、かえって診療の質を維持できなくなる恐れがあります。
そのため、現在は「多すぎず少なからず」という、一人ひとりに最高のパフォーマンスを発揮できる最適なバランスを見極め、維持することに注力しています。
また、定期的に通われている方だけでなく、「何か困ったことがあれば細川歯科へ行けばいい」と心の中で決めてくださっている潜在的な患者様も数多くいらっしゃいます。
そうした目に見えない信頼の蓄積こそが、当院の揺るぎない経営基盤となっているのです。
将来的に、私の診療キャパシティを完全に超えるような状況が訪れた場合には、新患の受付を一時的に制限し、再診の方や大切なご紹介の方を優先するという決断も辞さない覚悟です。
それは経営的な規模拡大よりも、今現在私を信頼して通ってくださっている患者様への責任を最優先するための、誠実な選択であると考えています。
これからも信頼する専門パートナーと共に、歯科業界の一歩先を見据えた本質的な情報を発信し続け、医療という枠にとどまらず一人の人間として自己研鑽を重ねていきます。
変化を恐れず、常に脱皮するように進化し続ける姿勢そのものが、細川歯科医院が患者様に提供できる最大の価値です。
その絶え間ない歩みを、このホームページを通じて感じ取っていただければこれ以上の喜びはありません。
