細川歯科医院の強み : 予防歯科への徹底したこだわりとチーム医療の実践

細川歯科医院の最大の強みは、目の前の症状に対する一時的な対処としての歯科治療にとどまることなく、患者様が将来にわたってご自身の歯で健やかに生活できるよう、「予防」を歯科医療の中心に据えて徹底的に取り組んでいる点にあります。その根底には、歯科医療に対して一切の妥協を許さず、常に本質を追い求め続けてきた院長の強い信念と、長年にわたるたゆまぬ研鑽の積み重ねがあります。院長は30代の頃より、現在では予防歯科の分野において高い評価を受けているヘルスケア歯科学会の重鎮の先生方に師事し、むし歯がなぜ起こるのか、どのようにすれば防ぐことができるのかといった病態やメカニズムを医学的に深く学んできました。

さらに、歯を失う原因としてむし歯と並んで大きな割合を占める歯周病についても、日本臨床歯周病学会に所属し、藤本研修会や歯周病勉強会など、全国的にも評価の高い研鑽の場に積極的に参加することで、知識と技術の向上に努めてまいりました。特に歯周病治療においては、表面的な治療技術に満足することなく、「自分の中での真の正解とは何か」を追求する姿勢を大切にし、CDC（スタディーグループ）に参加する中で、1980年代に活躍された片山恒夫先生の、患者様を一人の人間として捉える全人的な診療姿勢に深い感銘を受け、その考え方と治療哲学を現在の診療に色濃く反映させています。このように、真の予防歯科を実現するためには、むし歯と歯周病の両方を医学的に深く理解することが不可欠ですが、それらは決して歯科医師一人の力だけで治療や長期的な維持が可能なものではありません。

そこで細川歯科医院において極めて重要な役割を担っているのが、専門的な知識と技術を持つ歯科衛生士の存在です。当院には現在4名の歯科衛生士が在籍しており、日々研鑽を重ねながら、患者様一人ひとりの口腔内の状態や生活背景に寄り添ったサポートを行っています。そして、当院の予防医療の質を決定づけているのが、院長と歯科衛生士が密に連携するチーム医療体制です。定期的なメインテナンスの際には、歯科衛生士による専門的なケアに加え、必ず院長が直接お口の状態を確認する「ダブルチェック体制」を徹底しており、診断力に優れた院長の視点と、患者様に最も近い立場で変化を感じ取る歯科衛生士の視点、その両面から厳密にチェックを行うことで、わずかな異変も見逃さない体制を築いています。この確かな連携こそが、細川歯科医院における予防歯科の中核であり、患者様に長期的な安心と健康をお届けするための揺るぎない基盤となっています。