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細川歯科医院

住所
〒173-0012
東京都板橋区大和町18-10
田中ビル2階

電話番号
TEL:03-3964-8217
FAX:03-3964-8229

時間・定休日
平日 10:00~13:00  14:30~19:30
土曜  10:00~13:00

休診日:木曜・日曜・祝祭日
(勉強会の都合により変更あり)

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細川歯科医院ブログ 歯科・診療所関係 4ページ目

思想

僕は思想書を読むことが好きである。

しっかりとしたその人の哲学と言うか、考えを持つ人に惹かれる。

ただそのような人であっても、傲慢であったり、おごり高ぶる態度を持つ人は好きにはなれず、また高度な専門知識を持っていたとしても患者を不安にさせたりするような人は好きになれない。

そもそもどうして僕が思想書を好んで読むようになったかというと、歯周病の治癒について今の一般的な治療の流れは一時の治癒にしかすぎないため、「本当の治癒とはどの様なものか?」と疑問を抱き、その答えを探し始めたことがきっかけである。

そこでたどり着いたのが長期症例をたくさん持っていた片山恒夫の存在。

この片山の一言一言には重みがあり、「なぜこのような考えを持つのだろう?」と更なる疑問を抱き、片山が読んだ本を買いあさり、読み始めたことがどうやら僕の思想書好きの始まりのようである。

その時その時によって興味は違い、追う人は変わってくるのだが、今の僕の興味ある人は河合隼雄と神谷美恵子である。

この二人の感性はすばらしく、とても真似出来るものではない。

このような人たちがいるからこそ、自分もそのようになりたいと励むことへとつながり、また明日へとつながっていくのであろう。

学び続けることは僕の中では終わらない。


実習施設

開業して14年、少しずつだが堅実に自分の思う診療所が形作られてきている。

スタッフも自分の考えに賛同してくれており、良い雰囲気の診療所になりつつある。

「そろそろ歯科衛生士の実習生を受け入れても良い頃かな?」と考えていたちょうど夏休みに入る直前、大学の先輩から「歯科衛生士学校の実習施設にならないか?」と連絡をいただけた。

そのように考えていたのでタイミングも良く、その旨お願いした。

書類を記載・提出し、施設基準に見合うかどうか担当の先生が本日見学に来られ、診療所、そしてスタッフルームを見学された。

スタッフルームは隣のマンションの一部屋を借りており、そこで生活できる電化製品は準備してある。

ロッカーもあるし申し分ないとのお言葉をいただけた。

あとは厚生労働省に提出し、その施設になれるかどうかである。

多くの歯科医院を見学し勉強会に属し学んだことは、多くの勉強している先生方は自分の臨床を充実させるためにスタッフを大事にしていること。

そのためにはスタッフルームがあるということは当然であり、いかに長く定着してもらえるか給料面や勤務時間、環境など多くのことを考え、スタッフの声を取り入れている。

また勉強されている先生方は患者さんの待ち時間への対応も考えており、ほとんどのところが予約制で待ち時間というものがなかった。

取りあえずその二つはクリアーしたつもりである。

もし実習生の受け入れ施設になれたら、新しい良い風が細川歯科医院に吹くことになる。

閉鎖的な診療所だからこそ、そのようなオープンな環境を作ることが大切だと考えている。

実習生を受け入れらたら多くの発見があって、また仕事が楽しいだろうなぁ。。。

キャンペーン

時折、歯科で「・・・・・キャンペーン。通常2万のところ今月なら1万円!」といった内容の看板を見かける。

これに対してかなりの違和感を感じるのは僕だけなのだろうか?

歯科をエステと捉えると、集客目的のためにそのようになるのかも知れない。

だが僕は歯科を医療と捉えているので、このキャンペーンの考えそのものが理解しづらい。

また自費治療の金額設定においても12万、10万、8万、6万、4万と松竹梅の値段設計が見られたりもする。

これに対しても違和感を感じてしまう。

例えば、病気になって医者にかかったとき「松竹梅の値段での手術が選べますが、どうなさいますか?」ということはないだろう。

このような堅い考えを持つのは僕だけなのだろうか?

もしそうなら今のこの歯科の流れに不安を感じずにはいられない。

それとも、周りを気にするのではなく自分の考えを改め直し

周りと同化してこのキャンペーンという概念や松竹梅といった考えを取り入れるべきなのだろうか?




喫煙率

喫煙率が20%をきったとニュースが報じている。

タバコを辞めた良い世界をもっと多くの人に知って貰いたいと思っている僕にとっては嬉しいニュースである。

実は僕は若いときは吸っていて、なかなか辞められずに開業して1年目にやっと辞めることができたので、かれこれ辞めてから15年近く経つであろう。

なのでタバコの良さも悪さも知っているつもりである。

僕らの若い時代は、タバコを吸っている姿がとても格好良いイメージとして捉えられていた。

それは映画でもドラマでもマンガにおいても。

早く大人になりたいと憧れ、その姿に真似する友人たちが多く、僕もその中の一人であった。

だが今は時代が違う。

タバコを吸うこと自体が恥ずかしいこと、みっともないことというようなイメージに持って行ければ、さらに喫煙率を下げることができるであろう。

勉強会の先生が出された喫煙と歯肉という本のあとがきに「問題なのは、たばこを吸っていることに何も後ろめたさを感じない“鈍感さ”と“居直り”にあります。たばこの為害性を熟知していながら、平然と喫煙を続けている健康観こそが病んでいる姿なのです」とある。

どんなに素晴らしい人であっても、タバコを取り出した瞬間、「もしかしたら開き直る人なのかな?」と勘ぐってしまう。

ストレス発散のはけ口としてのタバコなのだが、このはけ口を読書であったり、運動であったり違うものに置き換えていきたいと喫煙している患者さんにはお伝えしている。

死ぬ瞬間

死ぬ瞬間という有名な本がある。
これは余命告知を受けた患者の声を焦点にあてた臨床心理学ではとても有名な本なのだが、僕が臨床心理学を学ぶきっかけとなった本の一つである。
本から得られることは人それぞれ違うものだが、僕の場合はやはり歯科医師であるので、歯科と絡めて捉え考えてしまう。
この中で僕が特に心に留めたこと、それは何処の頁に記載されていたかもう覚えていないが、余命告知を受けた患者のすべてが主治医に対してもっとその伝え方を考えて欲しいといった内容であった。
これを歯科に当てはめてみると、死ぬ瞬間は歯を抜くと言うこと。
そして余命告知はその抜歯の旨を伝えること。
通常、歯を抜くと言うことは皆誰もが求めてはいない。
なので、歯科医師として抜歯の必要性を感じたとき、我々はその伝え方というものを考えなければならない。
先日読んだ神谷美恵子の本の中でのコラムにおいて「先生は自己を顕示したり、傲慢な態度をおきらいになった。専門的業績が高く、鋭い洞察力を持った人でも、接する相手に冷たさを感じさせ、恐怖感を抱かせるような人であるならば、一歩距離をおいた方が良いと教えてくださった。先生は本当に謙虚な方で、全然こわさを感じさせず、その温かさの中につつみこまれて何でもお話できる方だった」とあった。
今、歯科の勉強会の世界から一歩退いて自分自身を見つめているが、まだまだ未熟な自分に反省ばかりしている。
歴史に名を残したこの神谷美恵子や河合隼雄という人たちは、自ら名声を求めてそのようになったわけではなく、周りがそのようにしたことを、この人たちが執筆した本を読めば読むほど実感する次第である。

人づての人づて

ここ最近、「知り合いの知り合いがここがいいって言うので聞いて来たのですが…」と

来院される患者さんが増えてきた。

「○○さんのご紹介で」というのは良くあり

その方に機会があればお礼をしたりするのだが

このように「知人の知人」となると、お礼をしたくても出来なくなってしまう。

なので、この場をかりてお礼申し上げます。

このように患者さんを紹介をしてくださることはとても嬉しいことで

地道に堅実な診療をしてきて良かったと思える時である。

今開業して14年なので、あと14年後には

「知人の知人の知人がいいって言っていたので…」となるよう

この先も頑張ります。


DoItYourSelf

6月に一部水回りの内装工事を行ったが

今その余波?に見舞われている。

というのは、一部分が綺麗になると

今まで何気なく見ていたものが気になるようになり

「これを機にもっと良くしよう」と古いものを新しく変えたり

より便利を求めて配置を変えたり

棚を付け加えたりし始めたからだ。

ある時はペンキ屋さん、またある時は内装工事屋さん。

暇さえあれば池袋ハンズの4Fに出向いている。

お金はなくなるが、医院が良くなるということはやはり嬉しいもの。

この先もいろいろなことを含め、細川歯科医院は成長していきます。

・・・ただ、粗大ゴミがたくさん出てしまい、処分するのが大変です…(涙)

小さなわだかまり

ニュースにも書いたが台風8号が近づいている。

東京には11日(金)に直撃しそうな予想である。

細川歯科医院に来られる患者さんは、皆お人柄も良い方ばかりで

だからなのか、台風が来ても、大雪が降っても

大半の患者さんがキャンセルされずに予約の時間に来院される。

開業当初はこのキャンセル率の少なさを嬉しく思い

そしてまた、それを誇りに思っていたわけだが

あまりにも皆が頑張って毎年起こり得る悪天候時に来院して下さるので

「ありがとう」という気持ちだけでなく、

いつしか「申し訳ない」という気持ちも自分の中に加わるようになった。

そこで患者さん側から当日キャンセルするということに対して多少なりとも持つ「わだかまり」と

自分自身に対しての小さな「わだかまり」から

そのような悪天候が予想される時には、事前に患者さんに電話をするようにした。

なので本日、11日(金)にご予約をいただいている患者さんにはその旨の電話をいたします。

ご予約の変更をご希望されるのであれば、その旨お伝え下さい。






ご紹介

細川歯科医院のほとんどの患者さんは
以前罹られていたのだが、治療を終えたために終了。

平穏無事に過ごされていたのだが
また数年後に気になることがあって来院という
一度来院されまた来院する再初診の患者さんが
かなりの数を占めているのだが
全く初めての初診の患者さんも10~15%位の割合で来院される。

先日来院された患者さんは友人のそのまた友人からのご紹介で来院されたのだが
聞くところによると、その細川歯科医院を紹介して下さった友人の友人というのが
実は歯科衛生士さんで「ここはオススメできるよ!」とのことで来院されたのであった。

その方のお名前をお聞きすることはしなかったが
同じ歯科に携わる医療従事者が、そのお友達を紹介して下さったことが
自分の中でとても嬉しかった。

開業してから思ったことは
歯科関係に携わる従事者が
もし仮に今日、明日と急に見学に来ることになっても
治療内容や患者対応などで何ら焦ることなく
いつもの振る舞いが出来るようにすることが
自分の治療の必要最低目標であったわけなので
おそらく、その自分の考えを
実際の診療の場で見て、認めて下さったのかも知れない。

歯科医療従事者からの紹介は時々あるのだが
専門医でない自分の所を紹介して下さるのは、やはり嬉しい限りである。

どなたか存じませんが、紹介して下さってありがとうございます。

このブログを借りてお礼申し上げますm(__)m





患者様の声

新しいHPに2011年から始めた患者様の声をのせた。

嬉しいコメントがとても多く
今まで自分がやってきたことを患者さんが認めてくれているようで
パソコンへの取り込みや文面の打ち込みはとても大変な作業ではあったのだが
楽しみながら行う事ができた。

特に丁寧、親切、やさしいという言葉がならび非常に嬉しかった。

その患者様の声の中で
「先生もスタッフも優しかった。特にスタッフが親切だった」という
コメントがあり、ちょっと複雑な心境になりました(^^;

最初始めるときに
「患者様の本当の声を聞くためにはどうすれば良いか?」と考えた結果
無記名での投函という方法でした。

ただ、この方法だと誰が誰だか全くわからないので
始めた当初は封を開けるのが怖かったりもしました。

でも、中身を開けてみると嬉しい声が非常に多いので
逆に届くのが楽しみになりつつあります(^^

この先もこのアンケートは行っていきますので
皆様よろしくお願いします。

この患者様の声は、細川歯科医院の宝物となりつつあります。




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