HOME > 細川歯科医院ブログ > アーカイブ > 歯科・診療所関係 > 10ページ目
細川歯科医院ブログ 歯科・診療所関係 10ページ目
喫煙率
タバコを辞めた良い世界をもっと多くの人に知って貰いたいと思っている僕にとっては嬉しいニュースである。
実は僕は若いときは吸っていて、なかなか辞められずに開業して1年目にやっと辞めることができたので、かれこれ辞めてから15年近く経つであろう。
なのでタバコの良さも悪さも知っているつもりである。
僕らの若い時代は、タバコを吸っている姿がとても格好良いイメージとして捉えられていた。
それは映画でもドラマでもマンガにおいても。
早く大人になりたいと憧れ、その姿に真似する友人たちが多く、僕もその中の一人であった。
だが今は時代が違う。
タバコを吸うこと自体が恥ずかしいこと、みっともないことというようなイメージに持って行ければ、さらに喫煙率を下げることができるであろう。
勉強会の先生が出された喫煙と歯肉という本のあとがきに「問題なのは、たばこを吸っていることに何も後ろめたさを感じない“鈍感さ”と“居直り”にあります。たばこの為害性を熟知していながら、平然と喫煙を続けている健康観こそが病んでいる姿なのです」とある。
どんなに素晴らしい人であっても、タバコを取り出した瞬間、「もしかしたら開き直る人なのかな?」と勘ぐってしまう。
ストレス発散のはけ口としてのタバコなのだが、このはけ口を読書であったり、運動であったり違うものに置き換えていきたいと喫煙している患者さんにはお伝えしている。
(細川歯科医院) 2014年8月 1日 09:14
死ぬ瞬間
これは余命告知を受けた患者の声を焦点にあてた臨床心理学ではとても有名な本なのだが、僕が臨床心理学を学ぶきっかけとなった本の一つである。
本から得られることは人それぞれ違うものだが、僕の場合はやはり歯科医師であるので、歯科と絡めて捉え考えてしまう。
この中で僕が特に心に留めたこと、それは何処の頁に記載されていたかもう覚えていないが、余命告知を受けた患者のすべてが主治医に対してもっとその伝え方を考えて欲しいといった内容であった。
これを歯科に当てはめてみると、死ぬ瞬間は歯を抜くと言うこと。
そして余命告知はその抜歯の旨を伝えること。
通常、歯を抜くと言うことは皆誰もが求めてはいない。
なので、歯科医師として抜歯の必要性を感じたとき、我々はその伝え方というものを考えなければならない。
先日読んだ神谷美恵子の本の中でのコラムにおいて「先生は自己を顕示したり、傲慢な態度をおきらいになった。専門的業績が高く、鋭い洞察力を持った人でも、接する相手に冷たさを感じさせ、恐怖感を抱かせるような人であるならば、一歩距離をおいた方が良いと教えてくださった。先生は本当に謙虚な方で、全然こわさを感じさせず、その温かさの中につつみこまれて何でもお話できる方だった」とあった。
今、歯科の勉強会の世界から一歩退いて自分自身を見つめているが、まだまだ未熟な自分に反省ばかりしている。
歴史に名を残したこの神谷美恵子や河合隼雄という人たちは、自ら名声を求めてそのようになったわけではなく、周りがそのようにしたことを、この人たちが執筆した本を読めば読むほど実感する次第である。
(細川歯科医院) 2014年7月31日 21:30
人づての人づて
来院される患者さんが増えてきた。
「○○さんのご紹介で」というのは良くあり
その方に機会があればお礼をしたりするのだが
このように「知人の知人」となると、お礼をしたくても出来なくなってしまう。
なので、この場をかりてお礼申し上げます。
このように患者さんを紹介をしてくださることはとても嬉しいことで
地道に堅実な診療をしてきて良かったと思える時である。
今開業して14年なので、あと14年後には
「知人の知人の知人がいいって言っていたので…」となるよう
この先も頑張ります。
(細川歯科医院) 2014年7月30日 12:50
DoItYourSelf
今その余波?に見舞われている。
というのは、一部分が綺麗になると
今まで何気なく見ていたものが気になるようになり
「これを機にもっと良くしよう」と古いものを新しく変えたり
より便利を求めて配置を変えたり
棚を付け加えたりし始めたからだ。
ある時はペンキ屋さん、またある時は内装工事屋さん。
暇さえあれば池袋ハンズの4Fに出向いている。
お金はなくなるが、医院が良くなるということはやはり嬉しいもの。
この先もいろいろなことを含め、細川歯科医院は成長していきます。
・・・ただ、粗大ゴミがたくさん出てしまい、処分するのが大変です…(涙)
(細川歯科医院) 2014年7月24日 10:32
小さなわだかまり
東京には11日(金)に直撃しそうな予想である。
細川歯科医院に来られる患者さんは、皆お人柄も良い方ばかりで
だからなのか、台風が来ても、大雪が降っても
大半の患者さんがキャンセルされずに予約の時間に来院される。
開業当初はこのキャンセル率の少なさを嬉しく思い
そしてまた、それを誇りに思っていたわけだが
あまりにも皆が頑張って毎年起こり得る悪天候時に来院して下さるので
「ありがとう」という気持ちだけでなく、
いつしか「申し訳ない」という気持ちも自分の中に加わるようになった。
そこで患者さん側から当日キャンセルするということに対して多少なりとも持つ「わだかまり」と
自分自身に対しての小さな「わだかまり」から
そのような悪天候が予想される時には、事前に患者さんに電話をするようにした。
なので本日、11日(金)にご予約をいただいている患者さんにはその旨の電話をいたします。
ご予約の変更をご希望されるのであれば、その旨お伝え下さい。
(細川歯科医院) 2014年7月 9日 08:41
ご紹介
以前罹られていたのだが、治療を終えたために終了。
平穏無事に過ごされていたのだが
また数年後に気になることがあって来院という
一度来院されまた来院する再初診の患者さんが
かなりの数を占めているのだが
全く初めての初診の患者さんも10~15%位の割合で来院される。
先日来院された患者さんは友人のそのまた友人からのご紹介で来院されたのだが
聞くところによると、その細川歯科医院を紹介して下さった友人の友人というのが
実は歯科衛生士さんで「ここはオススメできるよ!」とのことで来院されたのであった。
その方のお名前をお聞きすることはしなかったが
同じ歯科に携わる医療従事者が、そのお友達を紹介して下さったことが
自分の中でとても嬉しかった。
開業してから思ったことは
歯科関係に携わる従事者が
もし仮に今日、明日と急に見学に来ることになっても
治療内容や患者対応などで何ら焦ることなく
いつもの振る舞いが出来るようにすることが
自分の治療の必要最低目標であったわけなので
おそらく、その自分の考えを
実際の診療の場で見て、認めて下さったのかも知れない。
歯科医療従事者からの紹介は時々あるのだが
専門医でない自分の所を紹介して下さるのは、やはり嬉しい限りである。
どなたか存じませんが、紹介して下さってありがとうございます。
このブログを借りてお礼申し上げますm(__)m
(細川歯科医院) 2014年7月 4日 09:22
患者様の声
嬉しいコメントがとても多く
今まで自分がやってきたことを患者さんが認めてくれているようで
パソコンへの取り込みや文面の打ち込みはとても大変な作業ではあったのだが
楽しみながら行う事ができた。
特に丁寧、親切、やさしいという言葉がならび非常に嬉しかった。
その患者様の声の中で
「先生もスタッフも優しかった。特にスタッフが親切だった」という
コメントがあり、ちょっと複雑な心境になりました(^^;
最初始めるときに
「患者様の本当の声を聞くためにはどうすれば良いか?」と考えた結果
無記名での投函という方法でした。
ただ、この方法だと誰が誰だか全くわからないので
始めた当初は封を開けるのが怖かったりもしました。
でも、中身を開けてみると嬉しい声が非常に多いので
逆に届くのが楽しみになりつつあります(^^
この先もこのアンケートは行っていきますので
皆様よろしくお願いします。
この患者様の声は、細川歯科医院の宝物となりつつあります。
(細川歯科医院) 2014年7月 1日 00:00
新HP
アップされたが、完成度はまだ60%と言ったところ。
特にお口の悩み→治療→アンケートへと続くのだが
そこのリンクが難しく、まだ完成していないのだ。
自分が納得出来るサイトが仕上がるのに、もう少し時間がかかりそうである。
このHPは自分での修正が比較的しやすく、業者さんの手を煩わせなくても良いようである。
時々文面や写真が変わると思うが、温かい目で見守って下さい。
新しいHPの完成目指して試行錯誤しつつ楽しんで作り上げていこう。
(細川歯科医院) 2014年6月24日 13:02
予想外の出費
今までも滅菌にはかなり力を入れていたのですが 今回ミーレを導入したことにより あれもミーレ、これもミーレとなりつつあります(苦笑)
ほとんどがミーレ→オートクレープなのですが 物によってはミーレ→EOG 熱への問題がある場合はEOGとなり ほとんどのものを滅菌パックに詰めるようになりました。
となるとパックしたものを区分けして保管することが必要となり その作業に追われて昨日の日曜日は一日中診療所で作業してました(涙)
とても大変ではあるのですが とてもやりがいのある仕事なので 大変ながらも楽しんでこの雑務をしております(^^
そうそう、このミーレ導入を機についに グルタールアルデヒドという薬剤を使う事をやめました。
このグルタールアルデヒドは毒性がとても強く いずれ日本でも使用禁止となる可能性が高い薬剤です。
その代替品は過酢酸という薬剤なのですが これがまた酸っぱい酸っぱい...(^^;
診療所が酸っぱい匂いで充満するのはいかがなものか?ということで 作業環境測定士の資格をとりEOGを導入したのですが やはり今までのグルタールアルデヒドを使っていた 流れを変えるのは相当の力を要するので なかなか踏み出せずにいました。
それが今回のミーレ導入でその重い腰を上げたというわけなんです。
今回のミーレ導入で細川歯科医院の滅菌システムは 日本の中でもかなりのトップレベルに入りつつあります。
(少しでもお口に入れてしまった物はすかさずミーレなので ミーレ大忙しとなっております・笑)
自分の想い描いている診療所までもう少し。
10年後は今よりもっと質の良い医院となっている事を目指し 頑張っていきます!
(細川歯科医院) 2014年6月16日 12:04
ミーレ導入
新たなシステムを導入するということはとても大変。
例えばセメント一つ変えることを想定してみると セメントの粘度や練和方法・時間、保温・保湿への配慮、 保管方法、可視光線の有無などが関与するので大きくその流れが変わる。
今回ミーレという乾燥行程付きのウォッシャーズディスインフェクターを導入したので 今までの滅菌システムが大きく変わる事となった。
とても大変なことなのだが 滅菌がかなり完璧に近づくので 滅菌を大切にするスタッフ達は大変ながらもその新たなシステム作りを 楽しんでいるようにも思える。
自分としてはやっとEOGガス滅菌の活躍出来る場が出来たので 作業環境測定士の資格を取得した甲斐があるので嬉しい限りである。
細川歯科医院はまた新たな一歩を踏み出し始めました。
(細川歯科医院) 2014年6月10日 11:59