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細川歯科医院ブログ 2015年8月
ランスマ
最後のロード区間に入って笑いながら走っているのが僕です。
見て思わず笑っちゃいました(笑)
後半は山頂コースの特集だったのですが、山頂コースで完走している人達をみて「羨ましい」と感じるのはおかしいのでしょうか?(苦笑)
僕も敢えて苦しい大会に参加しているのは皆が口を揃えて言う「達成感」を味わいたくて走っているのかも知れません。
身体を鍛えた成果というものは筋肉量やタイムと言ったもので目に見えるので分かりやすいのですが、心を鍛えた成果というものはわかりません。
キツい大会を乗り越えることは折れない心を作り上げる精神鍛錬の一つだと思うのですが、その成果が数字として表せられれば今の心で悩む人たちへの動機付けとなりこんなにも増えていかないのにって思ってしまいます。
来週の6日は初めてリタイヤしてしまうかもしれない自分にとって自分の実力以上の過酷な大会に参加します。
完走出来るかどうかは半々といったところ。
自分に負けちゃってもお許し下さい(苦笑)
(細川歯科医院)
2015年8月31日 09:12
ビッグイシュー
販売しているのを街中で時々みかけるも、欲しいと思っていざ出向くとなかなか出会えないもの。
まぁ、その時は池袋を夜20時過ぎていて、ポツリポツリと雨も降っていたので販売されている方がいないのは当然のこと。
それから数日が経って先日の昼間に新宿に行く用事があり駅前を歩いていると販売されている方を見かけたので早速購入。
読んでみるとこのビッグイシューという雑誌は販売する場所と時間は決まっていたのですね。
また、今回購入してみてわかったことは雑誌自体の値段は350円でそのうち180円が販売されている方の収益につながるとのこと。
今回のように読みたい記事があったら率先して購入していきたいと思います。

(細川歯科医院)
2015年8月29日 09:24
指導者会
学校側は学校側でいろいろな悩みを抱えて受け入れているんだなぁ、、、と改めて考えさせられました。
参加していろんな人とお話しが出来て良かったです。
実習生が学んでいる臨床系の教科書を購入して実習生の役立つことをさらに教えていければ良いなって思っています。
(細川歯科医院)
2015年8月28日 09:00
医学界新聞
分野が違うのでわからないことだらけだが、わからないながらもわかるところを探して目を通すようにしている。
歯科という世界はとても狭く、どうしてもその知識の中だけで対応しようとする傾向が強い。
そんな狭い考えを柔軟にする意味でも、この医学界新聞は役にたっている。
僕がなりたいと思い描いているのはどんな悩みでも話しができるホームドクター。
そのためには幅広い知識と柔軟な考えを持つ必要性がある。
今週の医学界新聞の特集はナラティブについて。
記事の中でリタシャロン教授が書かれたナラティブメディスンの本が紹介されていたので、試験が終わり落ち着いた今、早速買って読んでみようと思いネットで注文した。
届くのが楽しみである。

(細川歯科医院)
2015年8月27日 19:00
修得
現在修得した総単位数は18単位。
これで大学院在学中に修得しなければならない単位を全て修得した。
これにより全科生として入学して学ばなければならないのはスクーリングと研究計画書だけとなる。
ただ在学中にも興味ある勉強をしたいので、合間合間で少しずつ単位を修得することになると思う。
放送大学大学院の願書は今月の31日まで受け付けているが、研究計画書をもう少し考えてから仕上げたいので受験は来年。
受験勉強も再復習の意味を兼ね、1年かけて楽しく勉強することができる。
新しい知識が入ってくると、やりたいこともさらに変わってくるもの。
臨床心理士を目指そうと思った最初の頃は研究計画書を事例研究にしようと勉強していたが、今は一人に対してアプローチする事例研究というよりは歯科の位置づけを変えるためへの研究へと自分の興味は様変わりしつつある。
歯科医師の多くは何かしら今の歯科を変えたいと思っている人が多くいると思うが、中から変えることは大変なこと。
なので僕は外からのアプローチを心がける。
歯科の位置付けを変えることは僕の夢なのだが、決して届かない夢とは思っていない。
その夢とは心理と歯科とをもう少し近づけること。
僕が生きているときにその夢は実現するとは思っていないが、いなくなってからでも近づけるようになれば、それこそ患者さんのためになると思って突き進んでいる。
そのためには5年後の臨床心理士になることが必須であり、その資格だけでなく知識や人脈、自分自身の考え方など取り組む課題は山ほどある。
遠い道のりと思っていても、一歩一歩確実に進んでいけば必ずその目標へとたどり着く。
5年前には遠いと思っていた臨床心理士への道が、まだまだゆっくりとだが確実に近づきつつある。
(細川歯科医院)
2015年8月26日 09:10
踏破証
信越トレイル全線踏破証。
踏破者番号711号です。
今までの踏破者リストをみると2回、3回と複数回踏破している人も結構いるのですね。
有名な石川弘樹さんは最初に2回の踏破をしていました。
今度はのんびりといきたいな。

(細川歯科医院)
2015年8月25日 09:56
信越トレイル
まず行動したプランを先に記載します。
8月12日 曇り
森宮野原11時9分→道の駅さかえ12時00分→無印良品キャンプ場13時50分→松之山口14時10分→天水山14時40分→三方岳15時30分→野之海高原キャンプ場15時55分
8月13日 曇り
野之海高原キャンプ場6時30分→深作峠7時00分→伏野峠8時00分→幻の池10時15分→宇津ノ俣峠10時40分→花立山11時15分→牧峠11時35分→梨平峠12時50分→関田峠13時15分→筒方峠13時30分→黒倉山頂13時55分→小沢峠15時10分→とん平テントサイト16時00分
8月14日 雨
とん平テントサイト6時30分→小沢峠7時40分→仏ヶ峰登山口8時40分→太郎清水10時10分→大将陣跡11時20分→涌井12時00分→涌井新池13時00分→毛無山山頂13時30分→希望湖13時50分→赤池テントサイト15時30分
8月15日 晴れ
赤池テントサイト6時20分→袴岳山頂7時30分→万坂峠8時30分→斑尾山山頂9時40分→大明神岳9時55分→斑尾高原ホテル→飯山駅
以下箇条書きにしてその日の出来事書いていきます。
今回の旅の目的は、飲み水以外は自給自足で3泊4日の初テントを楽しむこと。
乱文の上長文です。
覚悟の上お読み下さい(笑)
まず初日の12日。
出発前の森宮野原駅での一枚。

ここでお昼ご飯のうどんとソフトクリームを食べる。ソフトクリームが美味しい!
そしてお水を2.5リットル補給し歩き始める。
事務局の方に電話して聞くと森宮野原からは松之山口から入る方が多いとのことで、自分もそのようにする。
行き方は橋の手前から入り、無印良品キャンプ場の看板を目印にひたすら歩く。
無印良品キャンプ場には13時50分に到着。
キャンプ場はとても良く出来ており、多くの家族が車でテントを張っていてBBQなどしていてとても楽しそう。
その横の空いているスペースに僕もテントを張りたくなる誘惑に駆られるがそのまま直進する。
天水山への入口である松之山口には14時10分に到着。
ここから山へと入る。
最初は石を引き詰めていてとても歩きやすいが5分も歩くと本格的な山歩きへと変わる。
信越トレイルのスタート地点でありゴール地点でもある天水山には14時40分に到着。
暗くなる前にテントを立てて食事を済ませたいので立ち寄らずにそのまま通過。
三方峠には15時30分、そして深作峠には15時45分頃到着。
深作峠にテントサイトはあちらと看板が出ており、そのまま下って湿原を通り野ノ海高原キャンプ場に15時55分に到着。
まずはテントを立てる。
持参したテントはいわゆるツェルトというとにかく軽量化を目的とし雨風をしのぐだけのもの。
公園で2回張る練習をしたのでとりあえず問題無く組み立てることが出来た。
続いて食事。
持参したジェットボイルでお湯を沸かすのだが、持参した水は飲み水用にしたいので使わず、テントサイトにあるお水を使用。
浄水したが茶色く濁っている。
でも、まぁ、浄水したし煮沸するので問題ないだろうとそのままチキンラーメンを食べ、ドトールのスティックコーヒーを飲む。
さすがに運動後でこれだけでは足りないので持参した柿の種をボリボリ食べる。
食べ終えてテントに入ったのが17時30分頃。
18時位に音が聞こえ見ると一人テントを立てている人がいた。
予定表には僕一人でテント泊の予定だったので、恐らく急遽こちらに立ち寄ったのだろう。
暗くなったので電池式のランタン「ほおずき」を早速使ってみる。
テントの中で一人いるのも良いものである。
キツツキの木を突いている音を聞きながら横になると自然と寝てしまった。
10時位だろうか、途中音で目が覚める。
どうやら雨がふってきたようだ。
テントがポツポツと音を立てている。
とりあえず大丈夫だろうとそのまま寝る。
が、2時位にかなりの大粒の雨が降っていてまたしても目が覚める。
そのまま寝ようと思ったが、このテントは大雨に耐えられるのかと不安を感じ、ランタンをつけてみると地面から跳ね返った天水がテントの中に入り込んで水たまりを作り始めている。
慌ててタオルで吸ってたまった水を外に出す作業を繰り返す。
雨の影響でテントがたわみつつあり、もう少しテンションをかけておけば良かったと後悔するも時既に遅し。
水がたまるところにタオルを置いて、荷物や寝袋が濡れないように移動させ、テントが倒れないことを祈りながら再度ねむりに着く。
5時に目が覚める。
まだ外は雨が降っている。
たまった水をタオルで吸いだしどうしようか考える。
この時テントを張っていた人は雨の中撤収を始めているが、もう少し待つことにして横になるとまた寝てしまった。
6時頃目が覚める。
雨は小降りだがまだ降っている。
テントの人はもういない。
もう行く時間か、と荷物をまとめ始めると雨が大分やんできて、テントをたたむときには完全にやんでいた。
来ていた雨具を再度リュックの中に入れ6時30分に出発。
野之海キャンプ場から再度深作峠へ向かい、次なるテント場のとん平へ向かう。
伏野峠、宇津ノ俣峠、牧峠を越えていくのだが、途中でちょっと厳しいなと思いつつ、泊まる場所はとん平しかないのでひたすら歩き、そして走り続けた。
持参したロールパンとskippey、トレイルバー等を食べて補給するが、昨日の運動もありすぐにお腹が空いてくる。
12時過ぎにさすがに厳しく感じ、ジェットボイルでお湯を沸かしてチキンラーメンを食べることにした。
山の中でお湯を沸かすことに抵抗があったが、草木をよけ土の上でお湯を沸かす。
グツグツと沸騰したように思えたのでお湯を入れたら熱くなっていない。。。
ぬるま湯のチキンラーメンを胃の中に流し込んですぐさまテント場へと向かう。
途中二人のトレランの人に抜かされた。
この信越で有名な山田さんかな?と思ったがはっきりと顔を覚えていなかったので声をかけずにまた一人黙々と歩き続ける。
途中細い尾根の開けた場所に出ると、トレランの表紙にあるような場所なので感動して少し疲れが吹き飛びました。
で黒倉山頂から小沢峠までの距離が長く、やっと小沢峠に着いてとん平へと下って行く。
すぐに着くだろうと思いきや、疲れた脚では走ることすら出来ない。
1時間くらいかかってやっととん平テントサイトに到着。
このとき16時。
すぐさまテントを張り始める。
今回は雨が入ってこないようしっかりとテンションをかけて張る。
張っている途中でポツポツと雨が降り始め、慌てて荷物をテントの中へ入れ避難する。
避難した途端に大雨に変わり、あと数分遅かったら雨の中でテントを張るようだったとちょっとだけほっとする。
とん平テントサイトとトイレ・水場が離れているが、トイレと水場が建物の中にあり、それが水洗でとても綺麗で感動を覚える。
そこでお水を作り、夕食と水の準備をする。
建物の横で雨宿りしながら座り込んで夕食。
今回はチリトマトヌードルとカレーメシ、そして柿の種。
食べ終えてスティックコーヒーを飲みながら一日の疲れを癒やす。
歯みがきを終え、18時過ぎにはテントに入り寝る準備に入る。
外は相変わらず雨降りが続く。
途中「bang!」と音が何回も聞こえていたので、どこかで花火を打ち上げているのだろう。
雨降っているので外に出たくないのでテントで横にでその音だけを聞く。
だが、疲れがたまり過ぎるとなかなか眠れないもの。。。
20時過ぎても全然眠くならない。
ふと「おぉ~~~~~い!」と叫んでいるような声を耳にする。
「ん?」と耳を澄ましていると、20分後位に今度は「うわぉ~~~~!」と叫んでいるような男性の声がやや遠くで聞こえる。
「誰かどこかで遭難でもしたのか?」と気にしていると、また20分後位に「cbうぇhう゛ぁじょgk〜〜!」と誰かに怒って叫んでいる声のようだが、全然聞き取ることができない。
人間か?動物か?それすらもわからない叫び声、その動物の遠吠えか人の声かわからない叫び声が時々聞こえ、耳を澄ませていると遠くで聞こえたり、比較的近くで聞こえたりする。
外は真っ暗。
しかも雨が降っている。
テント場には僕一人。
その主の存在が「人」で、その「人」がテントの存在に気づき、近づいてきたらどうしようか?と思うと更に目がさめてしまった。
あまり変な事を考えるのをやめて寝ることに集中する。
が、大きな雨音が気になりなかなか寝付けない。
ランタンをつけ時計をみると0時位。
ウトウトしていたのか起き続けていたのかはわからない。
雨が入り込んでいないか確認すると、やはり少しばかり入り込んでいる。
またもやタオルで拭き、その浸水場所から離れて眠りにつく。
途中4時頃寒さで目がさめ、寝袋の中に入り込み再度眠りにつく。
5時ごろ目がさめる。
まだ外は雨が降っている。
テントの前室でお湯を沸かし、スティックコーヒーとロールパンを食べながら「昨日のようにやまないかな?」としばし待つ。
リュックの整理をしつつ、6時になっても一向に止む気配がない。
外をみると雨雲で太陽の光は全く見えないので、諦めて雨の中撤収することにする。
とん平テントサイト6時30分、半袖に短パン、上だけ雨具を着て出発。
昨日来た道を歩き、再度小沢峠へと向かう。
かなりの雨。
登山は身体が濡れないように完全に塞ぐようにするが、トレイルランの場合は汗で濡れるので寒さしのぐ様なスタイルである。
それは靴にもあらわれ、中に水が入り込んでもすぐに抜けていく様な設計となっている。
それはつまりすぐに靴の中に水が入ることを意味する。
10分もしないうちに少しずつ水が入り始める。
1時間かけて登り、やっと小沢峠に到着。
ここから本当のスタート。
山道を走り仏ヶ峰登山口に向かう。
途中ゲレンデの頂上に出てそこを気持ち良く下る。
が、雨と足下の草の朝露が靴に容赦なく襲い、靴の中は完全に水没と化し、歩く度に「ヌチャ、ヌチャ」と音を立てる。
やがて雨具も完全に濡れて腕にピタッとまとわりつく。
それが段々と不快に変わってきたので腕だけまくり上げて歩くことにした。
この仏ヶ峰登山口に向かう途中で道をロスト。
この付近を少しばかりさまよい歩くこととなる。
仏ヶ峰登山口に8時40分到着。
ここで一人でスルーハイクをしている方と出会い少し立ち話をする。
どうやら一昨日とん平に一人でテント泊したが、夜雷で慌てて建物の中に避難したとのこと。
そして昨日は食料と固形燃料が尽きてしまったので街まで出て近くの民宿に泊まり、とん平から登ってきた所とのこと。
そして民宿の人に聞いたら、このゲレンデの道を歩けばとん平から仏ヶ峰登山口まで近いと教わり、実際に歩いてきたら10分で到着したとのこと。
僕がとん平を6時30分に出て8時40分でやっとこの仏ヶ峰登山口にたどり着いたのを、10分で到着してしまっている。
そのことを伝えたらビックリされていた(笑)
まぁ、良い運動になったのでこれもまた思い出となる。
またその方がスルーハイクの方と出会ったのが僕で2組目とのこと。
僕が3泊4日でテント泊の予定と伝えたら、結構な山の経験者でも6泊はかかりますよ、とこれまたビックリされていた(笑)
お互い「お気をつけて!」と言い合い次へと向かう。
水は出発時に1リットルもっていたが、ここに到着するまでにすでに400mlは飲んでしまっている。
だがここから桂池テントサイトまでは地図を見ると近く、そこには水場もある。
お腹も空き始めたので、残りの柿の種を食べながら歩く。
でも柿の種は喉が渇く。
でも水場が近いので問題ない。
残りの柿の種を食べ尽くし、残りの水を飲み干して桂池まで向かう。
桂池に向かう途中で結構急な下り坂があり、その道が雨で濡れている。
捕まるところもなく「滑るかな?」と思って足を乗せるとやはり滑って転んで少し泥だらけになる。
転んでもすぐに立ち上がり進むが、今度は「やや長い」急な下り坂がまたもや出てくる。
捕まるところもなく「滑るかな?」と思って足を乗せるとやはり滑って転ぶ。
今度は「やや長い」坂なので、転んだと同時に「あれ~~~」と1メートルくらい身体全体が下にずり落ちる。
立ち上がるとまさしく半身が「泥まみれ」
特に短パンのおしりの部分は泥が大量についている。
手で落とすレベルでなく、指で掻き出すレベルである。
最初泥を落とそうと努力していたのだが、一向に落ちる気配は無く、今度はその手が泥だらけになってしまったので、もうあきらめることにした。
桂池に到着。
ふと左足を見ると一カ所太ももから血が流れている。
濡れている影響もあるのだが、結構な量の血である。
「アブ?」と思ったがこれに気づくまで痛みはまったくなかった。
「ブヨ?」と思ったがここまで血が流れ出るのかわからない。
「ヒル?」とも考えたが、確かに血が止まらないのはヒルの可能性があるが、それならばヒルが食らいついているはずである。
転んだときの怪我?草をかき分けたときに出来た?
そう考えていたら、今度は左足太ももの裏に「何か」を感じて手で触れてみる。
するとその部位に何か柔らかい小さな物体を感じた。
虫?と思い慌ててはね除け、虫除けスプレーを噴射。
この頃は喉が渇いていたので、虫なんかよりも水場のことしか頭になかった。
桂池テントサイトに到着。
どうやらここから水場は離れているようだ。
ただテントサイトに避難小屋があり、その中に信越トレイルのご厚意でテント泊の方にお水を用意してあるクーラーボックスが置いてあった。
有り難く頂こうとフタを開けるも中は空・・・(涙)
テント泊しているのは僕だけではないし、お水はそもそもご厚意のものなのでしょうがないと水場まで移動。
その水場が太郎清水というもの。
その水が出てくる出口を見ると水が出ていない。
「ヤバい!」と焦る。
地図を見てこの先に川とぶつかるか調べるが当分ぶつかる様子はない。
どうするかしばし考える。
桂池テントサイトを下ったところに水場があるが少し離れている。
今の時間は10時過ぎ。
その水場へいってしまい時間をとられてしまうと次なる赤池テントサイトへ日が沈むまでに行けるかわからない。
でも今の段階で喉が渇いている。
う~~~ん。
…とよく見ると太郎清水から少しだが水が伝って流れ落ちていることに気づいた。
焦りや不安は冷静な判断を見失いますね。
そのお水を時間をかけて汲み取り美味しくいただく。
そして1リットル常備し山道へと入っていく。
この段階で身体はずぶ濡れ。
下着も靴下も。
雨も結構な量。
この時点でかなりの時間を費やしているので早足で赤池テントサイトへ向かう。
濡れた雨具をまくってはいるが気になるので脱いでリュックにぶら下げて移動。
だが少し歩くと寒くなるのでまたその雨具を着る。
12時頃、雨に打たれながらお腹が空いたので持ってきた補給食を食べる。
トレイルバー2個とプロテインバー1個。
食べている途中でハイカーと出会う。
すれ違うときに「こんにちは。この雨がねぇ・・・」と声をかけられる。
僕もモグモグしながら「そうですよねぇ・・・」と返す。
段々と斑尾に近づいてくると、斑尾高原トレイルランの道標が出てきた。
僕が歩くのと逆を走るようだ。
この看板を見ると走りたくなりやや小走り気味でテントサイトへ向かう。
途中、3人のトレランの方とすれ違う。
毛無山を下りたところにある沼の原湿原駐車場の横にトイレを見つける。
見ると多目的トイレがあり、見ると大人用の洋式に子ども用の洋式、それにシャワーのような水道に大きな受け口のあるトイレなどがせっちしてあり中はとても広い。
この土砂降りの雨の中、この泥だらけの短パンをどこで洗おうかとずっと考えていたところだったのでとても嬉しいトイレとの出会いである。
中に入り鍵を閉め、裸になって靴下、短パン、下着、ジャージ、雨具、手袋と今着ている物を全て水洗い。
泥だけでなく3日間の汚れを洗い、ついでにタオルで身体も水洗い。
いやぁ、この時は砂漠の中でオアシスを見つけたような感覚に近い嬉しさでしたね。
砂漠には行ったことありませんが(笑)
ここから赤池テントサイトまでは地図によると近いので、夕食に使う水もここのトイレの手洗いの水をいただき浄水して多めに補給。
使わせていただけたトイレを綺麗にして出発。
赤池まではトレイルランのコース上で、気持ちもすがすがしくなったので小走りで向かう。
途中気持ちの良い木道を歩き、赤池に15時30分に到着。
赤池に着く頃から雨はやみ始め、着いたときには少し明るくなっていた。
早速テント設置。
雨の中での設置でなくてホッとする。
設置が終わり、今度は夕食の準備。
テント場のそばに木のベンチがあり、そこに腰掛けてアルファ米とカップヌードルを食べる。
運動し続けているので1食では足りませんね。
そしてスティックコーヒー。
食べ終えてトイレに行き、早速寝る準備。
来ている服は湿っているので全て脱ぎ、下着だけで寝袋の中へと入る。
この時もテント場は一人だったのでラジオのスイッチを入れる。
すると安倍さんの談話が流れているので横になって聞き入る。
外を見ると雨雲がないので、今以降は雨は降らないだろうとホッとしてまたテントに入る。
この時は久しぶりにゆっくりと眠れたような気がします。
熟睡して朝4時30分に目覚める。
30分位ごろごろし、5時になって朝食を食べる準備をする。
これまたカップヌードルとスティックコーヒー。
雨のないテント泊の良さをこの4日目にしてやっと感じることが出来ました。
今日の行程は後は袴岳と斑尾だけなのでのんびりしても大丈夫。
1時間位のんびりして出発の準備。
赤池テントサイトを6時20分に出発。
袴岳山頂を越し万坂峠、そして斑尾山山頂へ。
あと少しなのだが、この万坂峠からゴールである斑尾山山頂までが長い。
着いたと思ったらまだ先があり、着いたと思ったらまだ先がある。
万坂峠から斑尾山山頂まで1時間はかかりました。
9時40分に到着。
到着した時は踏破した喜びで一杯でしたね。
で、帰宅路へ。
帰ろうと計画していたルートは大明神岳から古海へ抜けて妙高温泉に入り妙高高原駅から帰宅するというもの。
大明神岳まではすぐに到着。ここで二人のハイカーがいたので古海方面を訪ねると、こちらと教えてもらう。
で、下り始める。
最初の一歩からヤブが多く何か嫌なムードが漂っていたが、まぁ大丈夫だろうと下り始める。
が、かなりの急登で下るのがとても怖い。
しかもヤブがかなり多くて手で払いのけながら下る必要がある。
足下は濡れた落ち葉で滑りやすく、しかも小枝がたくさん落ちていて歩く度にポキポキと音を立てる。
明らかにこの1週間、いや1ヶ月は誰も歩いていない感じである。
20分位頑張って降りたが、再度地図をみるとこの状態で2時間以上かかるようである。
木につかまりながらの下りなので恐らくもっと時間がかかると予想。
この下りで足を痛めたら戻ってこられないし、ハイカーがこの道を通るとは思わないので何かあったらまさしく遭難してしまうと不安を感じ、来た道をまた戻ることにする。
かなりの急な道なので必死になって登る。
木につかまり、木のない所は四つん這いになって登る。
この3泊4日の旅の中で一番必死になったと思う。
40分位かけてやっと大明神岳に到着。
みるとそこにおじさん二人が缶ビール飲んでくつろいでいる。
はぁはぁ言いながら今の状況を説明するも「そっかぁ、大変だなぁ。。。」とその大変さが全然伝わらない(笑)
確かにそりゃ伝わらないだろう(笑)
斑尾の街の方へ降りることを伝え、そのおじさん達と別れて下り始める。
こちら側はひらけていてとても歩きやすい。
あちらとこちらでは正反対。
なんであちらへ向かったのだろうと一人苦笑いしながら麓に到着。
そのままキャンプ場を過ぎ、斑尾高原ホテルへ。
地図によるとここから飯山駅へバスが出ているようなのでバス停を探す。
今が11時20分で、バスが13時30分頃。
約2時間あるのでお昼を食べることにする。
周りを見渡しても軽食しかない上、かなりの混雑。
どうしようか悩み、斑尾高原ホテル内にはきっとレストランがあるだろうと思って中に入る。
11時30分。
今からランチをどうぞ、と声を頂きレストランの中へと入る。
ビーフシチューとビール。
いやぁ、この下界に降りてきた時に飲んだビールとビーフシチューの美味しいこと美味しいこと。
食べながら地図を読んでいると、どうやらこの斑尾高原ホテルには日帰り温泉があるらしい。
食べながら聞くと12時からとのこと。
今は11時50分。
なんてよいタイミングだろう。
12時になってお風呂。
このお風呂に浸かったときは日本人に生まれて良かったと心から思いました(笑)
お風呂からあがりバスの時間までまだあるので、ホテルの喫茶でアイスコーヒーを飲みながらこの4日間に起こったことを振り返りました。
バスの出発時刻に近づいたのでホテル出て、バスに乗り込み飯山駅。
飯山駅構内におソバ屋さんがあったので一杯頂く。
新幹線に乗り込み夕方には帰宅。
いやぁ、とても楽しい旅でした。
今回は3泊4日のスピードハイクでしたが、今度はビジターセンターに立ち寄りいろいろな話しをして5泊、6泊くらいでのんびりと歩きたいと思っています。
素晴らしいトレイルを有り難うございました。

(細川歯科医院)
2015年8月24日 13:50
信越への一人旅
携帯の電源は常にオフ。
明るくなったら行動し、暗くなったらツェルトを張って寝る。
食べ物、飲み物は自給自足。
自然と一体化する3泊4日の一人旅。
8月17日からはワイルドな細川歯科医院に変わっているかも知れません(笑)
(細川歯科医院)
2015年8月11日 18:25
試走
今回の目的は初めてのテント泊を楽しむことと自給自足で過ごすこと。
信越トレイルの距離は全長80kmなので頑張れば1泊、2泊で行ける距離ではあるが
どうせ行くなら景色を楽しもうということで今回3泊に。
この80km間にはビジターセンターが所々にあり美味しい食事が取れるのだが
どうせ行くなら食べ物飲み物全て持参の自給自足にしようと計画。
大きめのリュックを背負って走ったことは今までしたことなかったので
まずは試しということで昨日高尾から陣馬への往復を行いました。
リュックの重さは10kgくらいだと思います。
水2.5lをリュックに入れて早歩きのペースで陣馬山へ。
陣馬山山頂に着いてジェットボイルでお湯を沸かしチキンラーメンを食べ
まだお腹が空いていたのでコーヒーを入れコーヒーを飲みながら柿の種を食べました。
そのまま藤野駅へ降りようかとも考えたのですが
食事したら力が出てきたのでまた来た道を走って帰りました。
なので35kmくらいのリュックでのラン。
一夜経ってやはり普段使うことのない筋肉が悲鳴を上げてます。
痛いのは両肩と両ふともも、そして腰の筋肉。
特に腰は張ってしまって痛いのか、リュックがすれて痛いのかわかりませんが
少し触るだけで痛みを感じます。
でも、まぁ、明後日までには恐らく治るでしょう。
今回買ったリュックはOMM32lのリュックなのですが、評判通りとても走りやすいですね。
もしファストパッキングされるならオススメします。

(細川歯科医院)
2015年8月10日 08:43
ブラックボード
治療中かめなかった歯にかぶせものをすると、つい今まで通りに使ってしまいがちだと思います。
ところが、治療を何度も繰り返している歯は、割れやすくなっているため、バリバリと堅い物を食べてしまうと、根っこが割れてしまうなんてことも・・・。
少しでもご自分の歯を長くお使いいただくためにも、ご自分の歯をいたわってあげてください。
そして、再治療を防ぐためにも普段のお手入れを丁寧にしてあげることも大切です。
by. 金川
(細川歯科医院)
2015年8月 7日 10:41